マシンの使い方が分からない(会員募集)
「フィットネスジムに行っても、トレーニングマシンの使い方がわからない」
「教わった通りに操作しているのに、効いている実感がない」
あなたにそう感じさせる原因は、たぶん、あなたでなく(トレーニング)マシンの側にあります。
トレーニングマシンは難しい
全ての機械ものには当たりハズレがあり、マシンも例外ではありません。
そんなジャンク・マシンの一例が、一昔前の公共施設でよく見られたこのタイプです。
設計思想の古さを差し引いても、アーム長や支点の位置など基本設計がアレな上にろくな調整機構がないため、関節への攻撃性が高い(特にレッグプレスが酷い)。
おまけに某メーカーを真似たと思しき楕円カムが要らぬ介入をするのでトレーニング効果自体が低い。
このような安全でもなければ効果的でもないマシンは、実はいまだ珍しくもありません。
こうしたジャンク・マシンを正しく使おうと努力することは有害無益です。
なぜならジャンク・マシンは、使う人をダメな身体操作へと導くがゆえにジャンクなのです。
このように、マシンの善悪を見分ける力がないと使いこなせないのがマシンの難しさです。
トレーニングとは成立させるものである
けれどもう一方の事実として、どれだけ仰々しいマシンであっても、その本質は仕掛けのついた重りにすぎません。
ウェイトトレーニングは「身体操作×重り」で成立します。
言い換えるなら、どんな重りでも飼いならせるだけの身体操作の技量があればトレーニングは作れるのです。
実際、写真のようなジャンク・マシンであっても、腰を浮かせたり本来と別のやり方をすれば「重りとして」使えないこともありません。
ヨンデーで、ウェイトトレーニングという高度な身体操作を学んでみませんか。
黙々と(当たりかハズレか分からない)マシンに身を委ねているより、興味深い体験が得られるはずです。