腰痛のセルフ・トリートメント(会員募集)
先日、腰を傷めました。
成長著しい、若い男性会員に張り合ってデッドリフトを引いた結果です。
息をするだけで嫌な痛みが出る。
デッドリフトは適切なウォームアップとテクニックを用いて行うかぎり、非常に安全で効果的な種目です。
ところが私には「たかが体重×2倍程度の重りを引くのに丁寧なウォームアップなんてダルいよね」といった驕りと怠慢がありました。
とはいえ腰の不調は仕事に響くので、さっさと治してしまいます。
整体を学んでいたおかげで、腰痛を緩和するテクニックをいくつか持っているのです。
腰方形筋とは
さて腰部から臀部を触診してみると、脇腹の骨盤の少し上にある筋肉がガチガチに張って痛い。
これは腰方形筋というやつで、ちょうど写真のモデルが押されているあたりに位置します。
この筋肉は「腸骨稜と腸腰靭帯に起こり、第12肋骨と第1~4番の腰椎に停止する」、つまりアバラと腰椎から骨盤にかけてヨットの帆みたいな形で着き、腰を安定させたり身体を反らす・ねじる・骨盤を片方挙げる、等の運動に使われます。
まさにデッドリフトにおいてストレスが直撃する筋肉です。
この筋肉を緩めるには床に寝るか椅子にゆったり腰掛けるなどして、骨盤の少し上から肋骨の下にかけ、脇腹を拇指やマッサージガンを強くリズミカルに押し込んでいきます(このさい肋骨を押さないよう注意します)。
また腰痛のさいは臀筋群もしっかりトリートメントしましょう。
これらのセルフ・トリートメントによって、私の腰の痛みは3日で消えました。
身体に愛着をもつこと
良い身体をつくるには正しいトレーニングと食事に加えてセルフ・トリートメントの知識と技術も必要です。
なぜなら自分の身体をよく診て深く知ることで、身体に愛着がわくからです。
身体に愛着が生まれたらアルコールやジャンクフードを詰め込もうなんて思えなくなるし、お腹の脂肪が揺れる姿なんて許せなくなる。
そうなると体力づくりもダイエットも、成功したも同然です。
ヨンデーは自分で自分を良くしたい方のために有用な知識と技術を分与します。