脚を細くするトレーニング(会員募集)
トレーニングをすると筋肉がつきます。
筋肉がつくとは、筋肉が太くなるということ。
では脚のトレーニングをしたら、脚は太くなってしまうのでしょうか。
答えは「Yesでもあり、Noでもある」です。
筋肉も裏切る
同じトレーニングでも、やり方によって筋肉の付き方は異なります。
たとえば下の写真を見て、考えてみましょう。
この器具で、こういうフォームで運動を続けたら、どこに、どんなふうに筋肉がつくでしょうか。
答えは「前ももに立派な筋肉がつく」です。
この器具は小さなフットボードと固定されたシート角から、前ももを鍛えようという設計者の意図がうかがえます。
よって写真のような膝関節優位の動作が促され、負荷は前ももに集中する。
さらにフットボードをつま先寄りで踏んでおり、前ももの働きを強調する神経の働きを促している。
これらの結果として、膝の上がパンと張った、力強い前ももが出来上がってしまう。
もし脚を細くしたい一心でこういうトレーニングを頑張ってしまったなら…
あなたは鏡の前で「こんなはずじゃなかったのに」と立ち尽くすことになります。
”筋肉だって裏切る”のです。
脚を細くするには
トレーニングをすると筋肉がつき、筋肉がつけば太くなる。
ではトレーニングで脚を細くするとは、どういうことだろう。
「上のほうに筋肉をつけ、下のほうを膨らませないこと」が答えです。
高い位置にボリュームを持っていき、視点を上に誘導すれば、相対的に脚は「長く細く見える」ようになる。
よって脚を鍛えるなら、膝寄りでなく腰に近いほうを狙うこと。
そして尻周りと裏腿に筋肉でアウトラインを描くことです。
筋肉にはそれぞれ機能(どんな働きをするのか)と性質(どんな負荷に反応しやすいのか)があります。
それらを踏まえて種目・負荷・回数などを決め、意識しながら鍛えていくこと。
そうすれば、単に細いだけではない「健康的な細い脚」が得られます。
「答え」でなく「問い」を
このように、筋肉に裏切られないためには基礎知識が必要です。
いまパーソナルトレーナーを探しているあなたも、そうお考えではないですか。
ところで、いまあなたが求めるものはトレーニングの「答え」でしょうか。
それなら良かった、答えを投げ与えてくれる人はたくさんいます。
こういう運動をしろ。
こういう食事をしろ。
なぜならみんなそう言っているし、自分もこうやってスゴくなったから。
質問はいいからやってみろ、詳しいことは有名な某さんのSNSを見ろ。
そんな「指導」でも、とりあえず変化は起きます。
対してヨンデーは、あなたに「問いを立てる力」をもたらしたいと思っています。
なぜこの種目をやるのだろう。
こういうやり方じゃダメだろうか。
そうした問いの先に「自分のトレーニング」ー出来合いのものをなぞっただけ・他人から押し付けられただけのものにはない、価値あるものーが生成されます。
ヨンデーは、あなたの真剣な試行錯誤に、専門職の知識と技術をもって向き合うパーソナルトレーニングを志向しています。
人マネじゃ我慢できない、そんな創造的なトレーニングを求める人をお待ちしています。