「追い込み」とはなにか

トレーニングには追い込みとよばれる行為があります。

トレーニングする人が限界まで力を出し切るよう、第三者が支援することをいいます。

追い込みは、おもに動作への介入と精神面への介入からなります。

① 動作への介入

動作への介入をスポッティング(spotting)といいます。

自力で挙げきれなくなった時点で動作を補助することで、もう数回挙げる手助けをすることをいいます。

スポッティングは、挙げられなくなった原因の見極め(技術か、エネルギーシステムか、精神面か)が瞬時にできないと事故になります。

よってスポッティングを依頼するさいは指導者資格を確認し、事故の際に責任が取れる人かどうかを確かめてから行いましょう。

② 精神面への介入

精神面への介入とは、声がけです。

心理的な限界を迎えた人に「もう一回!」とか「胸を起こせ!」といった言葉を投げかけ、その超克を促します。

この声がけもスポッティングと同じで、状況を見極めて適切な言葉をかけないと事故になります。

技術が維持できないほど疲労困憊した人に「もう一回!」と声を張り上げるなど愚行の極みです。

声がけを許すべき相手かどうか、いざというときはどう責任をとってくれるのか、きちんと確認しておきましょう。

無理なく無理をするために

ラクなトレーニングに成果はありません。

成果を手にするには必要なキツさがあり、それは一般の方が想像するよりはるか危険な高さにあります。

してみると追い込みとは危険に向けて人の背を押すことであり、知識もなければ責任も取れない素人が遊び半分で手を出して良いものではありません。

とはいえ、トレーニングを成功させる条件は「無理のない範囲で無理をすること」です。

ヨンデーのトレーニング専門職はトレーニングの成功に向け、知識と技術と責任をもってあなたを追い込みます。

正しい追い込みで、今の自分を少しだけ超え出てみませんか。

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