コロナ感染後の運動復帰へのガイドライン


当ジムにおける新型コロナウイルス感染後の運動復帰までのガイドラインを示します。

1 前提となる認識

・感染者の10%以上に後遺症が発現する(倦怠感、思考力低下、咳、その他)

・体調回復前の運動再開は後遺症発現リスク上昇や、症状の増悪を招く可能性がある

・感染後、少なくとも14日間は他者に感染させるリスクが残存する

・発熱や咳などの自覚症状がなくとも感染の可能性があり(無症状感染)、検査以外で感染の有無は判別できない

・抗原検査の感度(信頼性)は、PCR検査に劣る(抗原陰性でもPCR陽性というケースがある)

2 ガイドライン

1)後遺症および感染拡大の回避のため、陽性の判明から14日間を目処に休会とし、かつ運動復帰のさいは、復帰を予定する日より2日以内のPCR検査で陰性であることを条件とする

2)同居家族が感染した場合も上に準じる

3)職場での濃厚接触においては7日間の経過観察ののち、運動の復帰を予定する日より2日以内のPCR検査で陰性であることを条件とする

4)上記期間を経過の後も、運動できる体調にないと判断した場合は休会を勧める場合がある

5)新型コロナウイルス感染症に関する休会時の扱いにおいては、無期限での指導回数振替など、会員の不利益が最小化されるよう最大の努力を払う

3 追補

利用者の健康を増進させ、人生の質を向上させることを存在意義とする事業者として当ガイドラインを策定しました。

内容については、科学的知見のアップデートと会員の方の不利益の最小化を目指して継続的に改定して参ります。

ご意見をお寄せ下さい。

以上