たかが靴、されど靴
先日トレーニングをしていて膝を痛めました。
原因はそのとき履いていた靴にありました。
道具頼みのトレーニング
ヨンデーは道具頼みのトレーニングを否定します。
弱い腰はベルトで守り、弱い握力は補助具にすがり、弱い胃腸はサプリメントの助けを借りる。
そんな惰弱な精神で作った身体に強さなど宿るはずがないと考えるからです。
ヨンデーでは強い身体は身体の強度・技術の強度・トレーニングの強度という3つの概念の重層性によりもたらされると考えます。
その基本には自分の身体は自分で守るものという思想があります。
当方が重量挙や格闘技など、道具に頼れない競技を経験してきたせいもあるのでしょう。
たかが靴、されど靴
さて先日、トレーニング指導後に重量挙の稽古をしていました。
普段は重量挙用の靴に履き替えるのですが、その日は面倒で指導時に使うバドミントンシューズを履いていました。
ラケットスポーツ用の靴は安定性とグリップ性が高く、色々な動きを示範するさい便利なのです。
ところが重量挙でそれなりの重量を扱うとなると、適度に足が滑らないと動作を妨げることがあります。
案の定サイドステップで床に脚をひっかけ、膝を捻る羽目になりました。
靴のせいで、しなくてもいいケガをしたわけです。
痛めたのが会員さんでなく私の膝だったのが幸いでした。
整体の心得もあるので、自分で治せば済みます。
やはり靴は大事
会員のみなさんは、カッコいいランニングシューズを使っておられます。
今のところ不具合はありませんが、いずれ使用重量が増した暁には相応の靴の使用をお薦めすることになります。
ヨンデーでのトレーニングには靴底がフラットでクッション性の高すぎないものが適しています。
室内用のフットサルシューズなど良いかもしれません。