難しいから面白い
ベントオーバー・ローイングを練習するのはトレーニング歴4ヶ月の会員の方。
動きはまだまだですが、基本姿勢は教科書のモデルを務めても良いレベルです。
「教える側」の頭の中
ヨンデーのトレーニング専門職は指導のさい、こんなことを考えます。
・強前傾でFlat-backを保持できない場合、原因は何か?
・この姿勢で行なうことで指導対象者は具体的にどんな利益を得られるのか理解させられたか?
・Joint-by-joint-theoryに合致した身体操作であるか?
・代償動作はどこまで容認すべきか、それは何故?
・Inverted-rowやLo-pulley-rowとの違いは何か?
これらには言葉に出して伝えるべきものとOver-teachingを避けるため省くべきものとが混ざっています。
トレーニングは難しい
ひとつのちゃんとしたトレーニングの裡には膨大な思惟と知識が在ります。
だからちゃんとしたトレーニングほど難しい。
一方「難しいものを誰にでも分かりやすく伝えよう」なんて言葉もあります。
けれどそれは難しいものを平板化・単純化して理解したフリをしようとする態度とは厳密に区別されなければならない。
なぜなら平板化・単純化は、不可避的に本来あるべき姿を歪めるからです。
難しいから面白い
初心者向けの設備や内容をうたうジムは数多くあります。
けれどずーっと初心者のままでいたい人はいないでしょう。
やったなりに上達しなければつまらない。
何事も上達するには、少し頑張らないとクリアできない課題に挑み続けるほかありません。
適度に頑張る。
気がつけば上達している。
ヨンデーはそんな少し難しいトレーニング、つまり「ちゃんとしたトレーニング」をあなたに教えます。
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