痛い関節をどうするか(会員募集)

整形外科や整骨院で、ウェイト・トレーニング(筋トレ)を勧められたことはありませんか。

筋肉には関節を守る働きがあります。

健康な筋肉は普段リラックスしており、必要なときに力を出して関節の運動と安定を支えてくれます。

ところが不良姿勢や怪我などで健康を損なった筋肉は、ガチガチに固まってしまったり、力を出せなくなって関節を守れなくなってしまう。

そうなると、揉んでもらったり、薬を塗ったりする受動的な方法だけでは健康な筋肉には戻りません。

そこでウェイト・トレーニングによって自力で筋肉を動かし、筋肉に健康な働き方を学び直してもらう必要があるのです。

パーソナルトレーナーができること

パーソナルトレーナーは医者ではないから、痛みや不具合の原因の「診断」はできません。

代わりに姿勢や動作から問題の原因を推測して、改善が期待できる運動を処方します。

たとえば上のような、不良動作の原因と推測される筋肉の一覧表を念頭に「この動きを示すときはここがおかしい可能性があるから、この種目を処方してみよう」という風に指導を進めているのです。

たとえば「しゃがみ込みでつま先が外に逃げるから、下腿の過緊張を疑ってみよう」とか。

このようにして、正しい動きを妨げる要素を排除しながら正しい筋肉の動き・関節に負担をかけない動きを学んでもらい、痛みの原因を取り除いていく。

ウェイト・トレーニングをしろと言われたけれど、何をどうやったら良いのか分からない。

そんな時はいちどパーソナルトレーナーに相談してみても良いかもしれません。