愚かなダイエット
ヒマなのか忙しいのか分からないまま、一週間が飛び去るように過ぎていきます。
開業前は、自分のジムでトレーニング三昧の日々を送れるものとばかり思っていました。
ところが蓋を開けてみれば、毎日いろいろな作業がドカドカと降り積もってきます。
食事は面倒くさい
忙しいと食事の準備が憂鬱になってきます。
開業準備中は、食事を忘れることもたびたびありました。
寝る前になって「そうだ、今日はコーヒーしか飲んでいなかった」と気がつく。
頭が異常に興奮していて、空腹を感じる暇がないのです。
このまま寝たらマズいと思い、手のひらいっぱいのサプリメントをプロテインで流し込んで寝るような状態でした。
「ちゃんとした食事」って面倒くさいんですよね。
ともあれ今はさすがに食事抜きでは持たないので、頭の中でタンパク量を大雑把に計算をしながら固形食を摂ります。
最近の定番はササミの燻製とオートミール。
約500kcal、タンパク質45gが摂れます。
ボディビルの調整食のようなものです。
もっともこれでは脂質が足りず、他の食事をしっかり摂らないと肌が荒れます。
魚の切り身と、良い植物油をひとさじ振った野菜を一皿付ければ多少改善はできそうですが…。
雑な食事は体をダメにする
こうした雑な食生活の結果は、はっきりと体に現れます。
髪質が悪くなり、肌が荒れ、(トレーニング指導者の商売道具である)筋肉を失ってしまう。
懸垂なんて気晴らしの遊びみたいなものでしたが、久々にやったら自分の身体の重さに驚きました。
2ヶ月で3kgも体重の減った軽い身体なのに、です。
見てくれが多少シャープになっても、筋肉を道連れにしたダイエットでは何の価値もありません。
筋肉という重要な器官を損なうような減量ごっこはやめましょう。
筋肉を残しつつ脂肪を削り落とすには「正しい筋トレと正しい食事」です。
以上、自戒を込めて。