ヘルニアとトレーニング
椎間板ヘルニアに悩む会員Aさんのトレーニングの様子です。

椎間板ヘルニアの方へのトレーニングは、
・身体を丸める/ひねる動作を避ける
・体幹の固定を促す
・腰へのストレスとなる不良姿勢を改善する要素を取り入れる
という前提を踏まえて、
・片膝立ちの不安定性に抵抗して体幹を安定させながら動作を遂行しようとする、身体本来の働き(感覚運動統合)を促す
・ダンベルの片手持ちで不安定性(固有受容環境)を強化し、かつ居合の稽古も行う彼女にとって有用な握力・腕力の向上を促す
・股関節屈筋の過緊張を解く操作(相反抑制)を織り込んで姿勢を改善する
という狙いをもって、機能改善系種目として”H/K S/A Hammer Curl”を処方しました。
機能改善というと、単調で退屈な体操を想起しがちです。
けれどヨンデーなら挑戦的かつ理論的なトレーニングで、腰や姿勢の機能改善を楽しめるのです。
より健康に、より美しく
言うまでもなく、パーソナルトレーニングの主目的は健康で美しいボディ・デザインです。
同時に、その下地作りとして機能改善系種目は不可欠です。
なぜなら、歪んだ土台に美しい家屋は建てられないからです。
機能改善ばかりじゃつまらない。
ありふれたボディメイクだけじゃケガや痛みに対処できない。
だからヨンデーは、機能改善とボディ・デザインが一体化したトレーニングで、期待以上の成果を手渡します。
そういえば先日も、80代の男性会員の方が「上半身に筋肉がついてきて嬉しいから、肉も頑張って食べるようになった」とおっしゃっていました。
美と健康を求める精神はみな同じなんですよね。