腕をつくる(会員募集)
しっかり鍛え込まれた強い腕は、造形美だけでなく腕が関与する全てのトレーニング種目のパフォーマンス向上をもたらします。
トレーニングの大原則は弱点を消すことです。
・上半身の発達が頭打ちしている人
・軽い重りでオマケ程度にしか鍛えたことのない人
・握力補助具がないとトレーニングできない人
など思い当たる節があるなら、あらためて腕を鍛え直してみませんか。
ボトルネックが解消され、全身のレベルアップを実感できるはずです。
腕の標準的プログラム
1) ナローグリップ・ベンチプレス(80%1RM以上≒6~8回×3セット)
2)バーベル・カール 〃
3)インクライン・カール×フレンチプレス (75~80%1RM≒8~10回×3セット)
4)コンセントレーション・カール×ケーブル・トライセプスプッシュダウン 〃
5)ダンベル・リストカール(65~75%1RM≒10~15回×3セット)
(※3と4はスーパーセット)
・収縮タンパクにしっかりとストレスをかける(1と2)
・筋の性質(速筋優位or遅筋優位、平行筋or羽状筋or半羽状筋…)を考慮したテンポで行う
・フォームにより作用する部位が異なることを理解する
・パンプ時の一過的なサイズで自分をごまかさず、最大筋力の向上にも意識を置く
・正しいテクニックで関節を守る
・背中のトレーニングのさい、安易に握力補助具に頼らない
腕も鍛えよう
高重量を扱える種目で収縮タンパクにストレスをかけ、高重量を扱いにくい種目で筋形質の容積拡大を狙う。
この両面から攻略することで、機能と外見とを兼ね備えた「良い腕」がつくられます。
腕のトレーニングは憂鬱ですが、その先に欲しいものがあるなら頑張りましょう。