腹筋の割りかた
腹筋を割るなんて簡単です。
ベンチプレスの150kgやフルスクワットの200kgと同様、やり方さえ誤らなければ誰にでもできます。
腹筋なんてさっさと割って本来為すべきことに取り掛かりましょう。
人生は短いのですから。
腹筋を割るための2つの条件
腹筋を割るために必要な条件は2つだけ、すなわち
① 全身の脂肪を徹底的に落とすこと
② 腹筋を肥大させること
たったこれだけです。
これを両方同時に進めていけば良いのです。
① 脂肪を落とす
脂肪を落とすというのは、脂肪細胞が抱え込んだ中性脂肪を血中に吐き出させてエネルギーの材料として燃やす作業をいいます。
腹回りにボッテリと乗った脂肪の正体は、中性脂肪で風船みたいにパンパンに膨らんだ脂肪細胞が無数に集まったもの。
だから脂肪は落とすというより、脂肪細胞から中性脂肪を抜いて空気の抜けた風船のようにぺしゃんこにすると想像するのが適します。
パンパンに溜まった中性脂肪を使うには身体活動量を増やすこと、つまり運動が最適です。
運動刺激でノルエピネフリンを分泌させ、ホルモン感受性リパーゼを活性化して血中に中性脂肪を吐き出させること。
また脂肪細胞はエネルギーの原料の備蓄装置ですから、それを空にするにはエネルギーの必要量を下回る原料で活動すること、すなわち食事制限も必要です。
なお腹回りの脂肪だけを選択的に落とすことはできません。
全身にある脂肪細胞から均等にエネルギーは使われていくため、脂肪細胞の数が多い腹周りが目に見えて絞れていくのはダイエットの最後の最後です。
② 腹筋を大きくする
さて腹の表面を覆っている分厚い脂肪がぺしゃんこになっていくと、ようやく腹筋は姿を見せ始めます。
ところが多くの人の場合、割れたというより板チョコのように薄いフラットな腹筋が現れることがほとんどです。
それは腹筋そのものの筋肉量が不足しているためです。
腹筋そのものが大きくないと脂肪をなくしたところで”割れた”と表現できるほどの存在感は出ません。
腹筋を大きくするには他の部位同様に重りを使って攻めないと難しい。
15回の反復回数が限界になるくらいのキツさで負荷設定をしないと、腹筋は形を変えてくれません。
毎日気楽に続けられるレベルの自重腹筋では、割るところまでは困難でしょう。
自重だけで割るにはボディレバーくらいの高強度トレーニングが必要になります。
まとめ
以上のように、腹筋を割るなら脂肪細胞をぺしゃんこに潰しつつ腹筋そのものを大きくすることです。
特に男性においては古代ギリシャ時代まで遡っても腹のユルんだ身体を美しいと評する文化は見当たらないし、これからも無いだろうと思います。
どんな言い訳を重ねようと腹の出た身体は美しくありません。
肉体は自我の家屋である、そう述べたのは三島由紀夫です。
どうせ住むなら小綺麗な家に住みたいと思うのが人情であるように、どうせ生きるなら美しくカッコいい身体で生きたいものです。
ヨンデーなら遠回りせず、あなたが理想とする身体へと導くことができます。
無料カウンセリング受付中です。下のボタンからどうぞ。