あるべきスクワット(動画)

”人間とは、克服しなければならない何者か、である(ツァラトゥストラ)”


まるで機械のような、精密なスクワット技術を披露しているのは82歳の方です。

胸はしっかり立ち、体幹は強く固定されている。

股関節・膝関節・足関節は柔軟かつ安定的に可動し、動揺は最小限に制御される。

股関節周辺筋群を動員した切り返し操作(SSC)により、力強い立ち上がりが行われる。


これらにより、限りなく直線的なバーベル軌道(Bar Path)を描く、美しいスクワット・フォームが実現されている。

何度見ても素晴らしいお手本です。

トレーニングとはなにか


トレーニングの本質は「危険を制御する意志」にあります。

バーベルを持ち上げるなんて危ないに決まっている。

けれど危ないからこそ、アタマは必死で運動能力を高めようとするし、カラダは必死で自らを強くして身を護ろうとする。

このように、意志的に危険と対峙することから起こる身体の反応を援用したものがトレーニングの原理なのです。

すなわちトレーニングをトレーニングたらしめるものは、成果を引き出すに足る危険と、危険を制御する技術、そして危険を克服しようとする意志です。

動画の彼の鬼気迫る表情と精確な動きから、それらの一端を感じ取ってもらえたら幸いです。

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