或阿呆の日記

某月某日

若い女性会員と「いま欲しいもの」について雑談した。

新しいスマートフォンとかクルマとか、いろいろ出てはきたけれど「別にないよね」が結論だった。

モノから得られる快など、寝起きのコーヒーから得られるそれと大差のないことを私達はとうに知っている。

けれどそれは「生(せい)の実感」とか「生きる意味」とかいうやつも同じである。

それらもまたコーヒーの湯気のように掴みどころはないけれど、そんなものでも無いとキツい。

だから自己実現とか物欲とか、とりあえずの燃料を使って湯気は立て続けるほかない。

某月某日

この大型バイクは「速い・曲がらない・止まらない」の3拍子揃った名車であった

もともと読書から観劇、バイクに自転車に格闘技と多趣味なほうであったが、いまだ残る趣味は重量挙くらいのものだ。

ところが重量挙には技術の検証と修正に膨大な時間・気力・体力が要る。

普段から筋トレと食事管理で日曜夜の稽古に向けて体調管理に努めてきたが、最近は体力が持たない。

独りで抱えられる仕事量が上限に達しているためだ。

改めてトレーナーがほしい。

採用するなら女性にかぎる。

運動能力の素性のよさ、サービス精神、気遣い、忍耐力などヨンデーがトレーナーに求める資質は女性のほうが間違いなく高い。

どなたか週1回でも手伝って下さる方はいないものか。